少し遅れてのコメントですが・・・・・
大阪教育大付属池田小学校での殺傷事件の犯人、宅間死刑囚が
既に刑の執行がなされていたと事。
最後まで、ご遺族の方への謝罪の言葉は無かったと聞きました。
チラリと見たテレビで、宅間死刑囚の弁護人の方が
謝罪とはいえないのでしょうが、亡くなった子供に罪はない・・・と
宅間死刑囚自身が話していたと言っておられましたが
どうなんだろう?もっともっと、時間が彼にあったなら
ご遺族の方への謝罪・・・も、彼の心から引き出せたのかなぁ、なんて
素人ながらに考えてしまいました。
あの無残な事件の事は、今思い出してもぞっとします・・・・
どんな背景があったにせよ、許される事ではないですよね。
宅間死刑囚に対しては、死刑になっても当然なのではないかという
思いと(死刑制度に対する感情は抜きにしてね、現行のハナシ)
何とかしてご遺族の方へ謝って欲しいという思いとが
交差していました。謝ったからといって、全てが戻ってくるわけでは
勿論無いのだけれど、もうこれ以上
ご遺族の方の気持ちを逆撫でして欲しくない、と
そればかり思っていました。
彼のした行為は、本当に最低であって
彼なりの屈折した思いがあるのかもしれないけれど
それは理解できないし、理解しようとも思わないし
理解したいとも思いませんが・・・・・
事件の直後、某ニュース番組で事件の特集をしてました。
その中で、ナレーターの女性が、
被害児童の名前と顔写真、各々の大きくなってからの夢を
読み上げる場面があったのだけど
途中で、その女性ナレーターさん、声を詰まらせてしまって
・・・・きっと、泣いてしまわれたんだと思うんだけど
もう、ぜんぜん声が聞き取れなくなって
やっとこ、全員の名前と夢を読んでる感じだった事を
今でも覚えています。
あのナレーターの方、あとで叱られたりしなかったかな・・・・
仕事として、プロとしてはどうだろう?って思われちゃう事なのかも知れないけれど
人間としては、全く恥ずべき事ではないと思う。
そう思います。